プロフェッショナルのつぶやき
イマフジを一言で表すと?
今の富士山を知る
- 株式会社ヤマテン 代表取締役
- 山岳気象予報士
猪熊 隆之氏
イマフジをどう使っていますか?
富士山の予報(気温)の検証に使っています。
イマフジを一言で表すと?
今の富士山を知る。
なぜ富士山の気象が大事/必要ですか?
山頂では真夏でも東京の真冬並みの気温で、風が強いときは、低体温症などの気象リスクが大きい山だからです。
富士山を登山する方へ伝えたいことは?
登山初心者が多い山ですが、気象条件は日本一厳しい山です。
富士山のどんなところが好きですか?
端正な山容。どこからも美しく見えるところです。見ると安心します。
イマフジのココがいいよ!という部分は?
富士山の気象状況を知るだけでなく、まめ知識など最低限の知識が得られることです。
その他、イマフジや富士山に関して伝えたいことは?
富士吉田旅館組合に富士山の天気予報や落雷、強風予報を配信しています。 ヤマレコの富士山アプリで、引き返しポイントや気象リスクが高い場所などに到着すると、お知らせする機能を提案しています。
PROFILE
国内唯一の山岳気象専門会社ヤマテンの代表取締役。中央大学山岳部元監督。国立登山研修所専門調査委員及び講師。「山の日」アンバサダー、カシオ「プロトレック」開発アドバイザー。山に登ること、天気を予想すること、雲を見ることが三度の飯より大好き。登山歴はチョムカンリ(チベット)、剣岳北方稜線冬季全山縦走など。2019年以降は、エベレスト(8,848m)、マナスル(8,163m)など予報依頼の多い山に予報をしながら登頂し、山岳気象の理解を深める。朝日新聞新潟・長野・山梨版で「空の百名山」を連載中。山岳気象大全(山と渓谷社)他、著書多数。「マツコの知らない世界」になどテレビ出演多数。