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富士登山ルールとマナー

あなたはいくつ知ってる?ルールとマナー

富士山と山麓の大部分は、富士箱根伊豆国立公園、特別名勝及び史跡の指定区域じゃ。

指定区域内では動植物の採取、溶岩や石の持ちだし、テント設営やたき火などが禁止されておる。

登山をするときにはマナーを守るのじゃ。

(ナビゲーター:いまふじぃ~さん)

  • 登山道は登りが優先

    狭い登山道では原則として登りが優先。お互い「譲り合いの心」で、登下山しよう。

  • 無理な追い越しはしない

    開山期間中、時間帯によっては、登山道が混雑する場合がある。無理に追い越そうとすると登山道を外れ、特に夜間は転倒や落石の原因ともなり大変危険。

  • ゴミは必ず持ち帰る

    富士山にゴミ箱はない。美しい富士山の景観を守るため、持ち込んだものは全て持ち帰るのが鉄則。

  • 落石を起こさない
    起こしたら大声で
    周囲に知らせる

    登山道の端を歩くと、小石が落下しやすくなる。できるだけ、登山道の内側(山側)を歩く。
    自分が落石を起こした場合には、周囲の人に大声で「落石!」を叫んで知らせる。

  • 小屋前の休憩は静かに

    夜間の小屋の中では、睡眠を取って休んでいる人が大勢いる。小屋前で休憩をするときは騒がないようにしよう。

  • ストックの先端には
    キャップをつける

    キャップをはずして使用すると、登山道を痛め、崩落にもつながる。また、富士山の登山道は混雑しているため、尖った先端が周囲の人への凶器になる可能性がある。

  • 誘導ロープには触れない

    登山道には、登山者が道に迷わないよう誘導ロープを設置している。誘導ロープが緩んだり、ロープ支柱が倒れたりすると、登山道を外れ、危険箇所への進入や遭難の原因になるため、誘導ロープに触れないように。

  • 鳥獣の巣を見ても近づかない

    鳥獣保護区内では鳥獣の生息、繁殖保護のため、巣を見つけても近づかないように。

  • ケガ人や助けを
    求めている人がいたら、
    救助に協力する

    緊急の場合には、互いに助け合うことが大事じゃ。山小屋への連絡や応急措置など、協力しあうことで大事に至らずに済むこともある。