登山ルート別気象

富士山まめ知識

プロフェッショナルのつぶやき

富士山のどんなところが好きですか?

富士山の魅力は 「フォルムの美しさ」

  • 一般社団法人富士山チャレンジプラットフォーム 代表理事
  • 日本工営株式会社 事業戦略本部官民連携推進室 シニアスペシャリスト

田中 義朗

ビーコンとレシーバー(ビーコン検知用受信機)

なぜ富士山の気象が大事/必要ですか?

高標高で単独峰のため気象変化が激しいので、登山の場合は気象の確認が必須だと思います。

富士山を登山する方へ伝えたいことは?

事前に下調べをしたり、登山経験者から情報をもらうなりの準備を欠かさないようにしましょう。

富士山のどんなところが好きですか?

富士山の魅力は「フォルムの美しさ」ですね。

登山者管理画面(リアルタイムでの登⼭者数の把握と検索機能)

現在、行っている富士山関連の活動/プロジェクトをご紹介ください。

富士山は日本が誇る象徴的な山であり、噴火を起こす可能性がある活火山です。 富士山に登る誰もが、安心して登ることができるようにするために、私達は何ができるか? すべての登山者が協力し合い、富士登山を「見える化」しデータを利活用することで、 自らの、仲間の、家族の位置情報の把握、登山道の混雑度確認、病気・事故・災害リスクの把握、危険が迫った場合の避難誘導、救命救護、など登山中の様々な「こと」に役立てることができる。 富士山チャレンジ事業として、そういう仕組みの構築を目指すプロジェクトを行っています。 具体的には、登山者にビーコンを配布し、登山者の動態把握や、富士山全体の情報のデジタル管理に取り組んでいます。 ビーコン:近距離無線通信規格「Bluetooth Low Energy(BLE)」を用いた位置特定を行うデバイスの事。

その他、イマフジや富士山に関して伝えたいことは?

富士山という自然の営みの中で形成された火山で、自然の恵みをもたらしてくれる一方で時に噴火など自然の脅威となる存在でもあることを忘れず、日本の宝としてその価値を守ることが必要かと思います。

田中 義朗

Tanaka Yoshirou

  • 一般社団法人富士山チャレンジプラットフォーム 代表理事
  • 日本工営株式会社 事業戦略本部官民連携推進室 シニアスペシャリスト

PROFILE

  • 1970年 長崎県生まれ
  • 1993年 建設コンサルタント会社 日本工営株式会社に入社 主に土砂災害調査対策に従事
  • 2015年 富士山チャレンジ事業を立ち上げ
  • 2018年 一般社団法人富士山チャレンジプラットフォーム設立  代表理事に就任